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本記事は、江戸川学園取手小学校5年1組の子どもたちが、取手駅を舞台に取り組んだ探究学習の成果を紹介するレポートです。 今回の授業では、「なりきる・みつめる・えがく・つくる・つたえる」というデザイン思考のプロセスを用いて駅を観察しました。 ただ「便利」「きれい」と評価するのではなく、 ・だれのための工夫なのか ・どんな困りごとを解決しているのか という視点から、まちの設計を読み解きます。 広い歩道や屋根付き通路、エレベーターやホームドア。 一見あたりまえに見える設備も、背景には「人の困りごと」があります。 子どもたちは駅を通して、“人を思う設計”という視点に気づきました。 【5年1組の児童が発見した駅のヒミツ】 ■取手チーム1 電車に乗る人や下りる人のために、ホームの道が二つ分かれているから混乱せず歩きやすい工夫があるすてきな場所 ■取手チーム2 体が不自由な人や大きな荷物を持っている人のために、エレベーターがあるすてきな場所 ■取手チーム3 体が不自由な人や目が見えない人、子どもやその親が安心できるようホームドアがあるすてきな場所 駅は、単なる移動のための空間ではありません。 そこには、多様な人が安心して利用できるように考え抜かれた設計と、見えない思いやりが込められています。 今回の探究を通して、子どもたちは ・なりきる力(相手の立場に立って考える力) ・みつめる力(日常を観察し、意味を見出す力) を育みました。 いつもの取手駅も、少し視点を変えるだけで新たな発見が生まれます。 まちは、観察する人の数だけ、ヒミツを持っているのかもしれません。 協力企業:三菱電機株式会社 本授業は、三菱電機株式会社の協力のもと実施しました。 企業でも活用されているデザイン思考の考え方を取り入れ、社会とつながる学びを実践しています。
取手駅


















