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鎌倉では杉本寺に次いで古い寺とされ736(天平8)年に創建したと伝えられている長谷寺。もともとは新長谷寺といい、奈良の長谷寺を本とし創建年も奈良の長谷寺にならったといわれています。実際の創建年次は不詳ですが、現存資料中に1264(文永元)年の梵鐘銘があることから13世紀には創立されていたことがわかります。 本尊の十一面観音菩薩立像は、奈良の長谷寺の像と同じクスノキから彫られたといわれ一木二体(1本の木から2体の仏像を造ること)の像と伝えられます。高さ9.18mある像高は木造の仏像では日本最大級です。坂東三十三ヶ所観音霊場の第四番札所として江戸期以来参詣者が多く、特に観音さまの縁日である毎月18日には賑わいをみせます。 また、12月18日に開かれる「歳の市」では今も参道にだるまや熊手、神棚など正月を迎えるための縁起物をあつかう露店が軒を連ねます。この日は年に一度、観音さまの足に直接触れる「御足参り祈願」も行われます。 本尊以外にも長谷寺には多くの宝物が伝わっています。御前立の十一面観音菩薩立像は右手に錫杖を持つ長谷寺特有の形式で、かつては本尊の大観音の前に立っていました。三十三応現身像は観音菩薩の33の変化の姿すべてが揃った群像です。懸仏(国重要文化財)は神の依代(神霊が招き寄せられて乗り移るもの)を表す鏡に仏像が取り付けられたもので、かつては神仏がいっしょにまつられていたことの象徴です。先の梵鐘(国重要文化財)は、円覚寺や建長寺の鐘とならぶ歴史ある鐘です。これらは、寺に併設された観音ミュージアムで見ることができます。 季節の花や仏像など見どころの多い寺で、アジサイや紅葉の時期も大人気で毎年多くの観光客で賑わうほか、鎌倉の街と海が一望に見渡せる見晴台からの眺めもまた格別です。 【海光山慈照院 長谷寺】 〇住所:鎌倉市長谷3-11-2 (江ノ電「長谷駅」から徒歩5分、JR「鎌倉駅」東口バス停から「長谷観音」下車徒歩5分) 〇TEL:0467-22-6300 〇拝観料:大人(中学生以上)400円 小学生200円 市福寿手帳持参:200円 〇時間: 【7月~3月】8時00分〜16時30分 (閉山17時00分) 【4月〜6月】8時00分〜17時00分 (閉山17時30分) 〇定休:なし 〇HP:https://www.trip-kamakura.com/place/208.html 公式HP:https://www.hasedera.jp/ *観音ミュージアム(上境内) 〇TEL:0467-22-6100 〇時間:9時00分~16時00分 (閉館16時30分) 〇定休:無休(臨時休館日あり) 〇入館料:大人(中学生以上)300円 小人(小学生)150円


























