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佐助ヶ谷の最奥に三方を尾根に囲まれ、古くから隠里と呼ばれ、福神の住むところといわれた凹地があります。銭洗弁財天宇賀福神社はそこに鎮座しています。 銭洗弁天のもとは扇ヶ谷の八坂神社の末社でしたが1970年に独立し、名を銭洗弁財天宇賀福神社としました。御神体は、体は蛇、頭は人の形をしていて水の神とされています。 創建のいきさつについては、次のような話が伝えられています。 平安時代の終わり頃は世の中が乱れ、そのうえ飢饉が続いて人々の苦しみはひどく、目も当てられない有様でした。源頼朝は人々の命を救おうと日夜神や仏に祈っていましたが、巳の年の1185(文治元)年、 巳の月、巳の日の夜に、夢にひとりの老人が現れ、ここから西北の方に一つの谷があり、きれいな泉が岩の間から湧き出ている。今後この水を汲んで絶えず用い、神仏を供養せよ。自分はこのかくれ里の主の宇賀福神である。と言って姿を消しました。 夢からさめた頼朝がすぐ家来をやって、その場所を探らせると、確かに、岩の間から綺麗な水が湧き出ているのが見つかりました。 頼朝はさっそく石工に命じて穴ぐらを掘らせ、社を建てて宇賀福神をおまつりし、毎日その水を運んで供えたところ、天下は次第に治まり、人々は安楽な日々を送るようになったといいます。 その後、第5代執権北条時頼もこの神を敬い、人々に参拝させました。そして「銭をこの水で洗い清めれば福銭となり、一家は栄え、子孫は長く安らかになるであろう」と、自ら持っていた銭を巳の日に洗って祈ると、人々もそれにならって銭を洗い清めるようになりました。 いつしか銭洗いの水と呼ばれるようになり、今でもこの水でお金を洗う人が絶えません。 【銭洗弁財天宇賀福神社】 〇住所:鎌倉市佐助2-25-16(鎌倉駅西口から徒歩25分) 〇TEL:0467-25-1081 〇拝観料/入館料:志納 〇時間:8時00分~16時30分 〇HP:https://www.trip-kamakura.com/place/195.html
銭洗弁財天宇賀福神社




















