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江戸時代、水質に恵まれない鎌倉の土地において、質の良い水が湧き出す井戸は貴重な水源でした。 鎌倉十井とは、水質も良く美味で、伝説やいわれが残る鎌倉を代表する十の井戸のことです。 江戸時代に鎌倉遊覧が盛んになり、名所旧跡を名数を使って紹介したのがはじまりと言われています。 そのひとつ「鉄ノ井」は、小町通り北の橋、鶴岡八幡宮に通じる道の角にある井戸で、どんなときでも水が枯れたことがないと言われています。 1258(正嘉2)年、現在の鎌倉市役所のあたりから起こった火事が扇ガ谷の寿福寺や新清水寺(現存しない)、鶴岡八幡宮の若宮などを焼いてしまった際、新清水寺の鉄の観音像が土の中に埋まってしまいました。その後、この井戸を掘った際に、観音像の頭部が井戸から掘り出されたことから「鉄ノ井」と呼ばれるようになったとされます。 江戸時代までは、井戸の向かい側に観音像の頭部を安置した鉄観音堂があったそうですが、現在は人形町(東京)の大観音寺に移され、本尊となっています。 【鉄ノ井(鎌倉十井)】 〇住所:鎌倉市雪ノ下1-8-20(鎌倉駅から徒歩8分) 〇HP:https://www.trip-kamakura.com/article/10137.html








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