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名古屋ダイヤモンドドルフィンズインタビューのイメージ
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プロバスケットボールクラブが、ekinoteで目指す
スタジアムへのアウェーブースター来場促進と脱炭素社会の実現

2024年3月29日

名古屋を本拠地とするB.LEAGUE B1 西地区所属のプロバスケットボールクラブ名古屋ダイヤモンドドルフィンズ新しいウィンドウが開きますは、2023年10月にekinoteを導入し、キャンペーンを実施しました。なぜプロバスケットボールクラブがekinoteの導入に踏み切ったのか、その経緯と利用した感想、これからの抱負を営業企画課の加藤貴哉さんとメディア営業課の島村圭太さんのお二人にお聞きしました。

加藤貴哉さんの画像
加藤 貴哉さん
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社
カスタマーコミュニケーション事業部
営業企画課 課長
島村圭太さんの画像
島村 圭太さん
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社
カスタマーコミュニケーション事業部
メディア営業課 課長

公共交通機関利用促進との親和性

ドルフィンズアリーナの画像ドルフィンズアリーナ

ーープロバスケットボールクラブと駅と周辺の街の魅力をガイドするアプリ“ekinote”は、一見あまり接点がないように感じますが、どうしてekinoteを導入しようと思われたのですか。

加藤さんの画像
加藤さん:
(以下、
加藤)

ekinote を知ったのは、2023年の3月に三菱電機の中部支社さんからご紹介いただいたのがきっかけです。なぜプロバスケットボールクラブが?と不思議に思われるかもしれませんが、我々のホームアリーナのドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)には駐車場設備がなく、公共交通機関を利用しているファンの方が多いのです。幸いドルフィンズアリーナは名古屋市営地下鉄名城線の名古屋城駅(旧 市役所駅)から徒歩5分なので、クラブとしても公共交通機関を利用したご来場を呼び掛けています。そんなわけで、駅や鉄道とはご縁がないわけではないのです。

そして2023-24シーズンが始まる2023年10月の少し前に、三菱電機さんから、もう少し踏み込んで「ekinoteを使ってみませんか?」というお話をいただき、そのときに我々が取り組んでいる公共交通機関での来場促進に役立てられないかと考えたのです。

また、公共交通機関による来場促進は、駐車場がないという物理的な事情だけでなく、私たちが取り組んでいる社会貢献活動の大きな課題の一つでもあるんです。

ドルフィンズスマイルの画像
島村さん:
(以下、
島村)

名古屋ダイヤモンドドルフィンズはバスケットボールの試合を行うだけでなく、様々な会場演出を企画したり、場外にキッチンカーを出店したり、バスケットボールをあまりよく知らない方でも楽しんでいただける空間演出に務めています。それはエンターテイメント性を追求しているB.LEAGUEの思想とも連動しているんです。その他に私たちが大切に考えている“ドルフィンズスマイル”という地域への感謝の気持ちを込めた社会貢献プロジェクトがあります。ドルフィンズスマイルは3つの軸に沿って活動しています。一つ目の軸が気候変動、二つ目の軸が子ども支援、三つ目の軸が女性活躍推進で、それぞれの軸にドルフィンズの選手をアンバサダーに任命して活動に参加しています。公共交通機関利用促進は、一つ目の軸に沿った“脱炭素啓発プロジェクト”と位置付けて、様々な活動を展開しています。昨年度は名古屋市交通局さんにもご参画いただき、“公共交通機関来場促進スタンプラリー”を実施しました。

ーーekinoteを活用して、鉄道と駅を使って来場されるファンに向けたキャンペーンをお考えになったわけですね。ekinoteで脱炭素社会に貢献するという発想が素晴らしいですね。

ekinoteで、ドルファミがアウェーブースターに
とっておきの名古屋情報を提供

ーー実際に、どのようなキャンペーンを実施されたのですか?

加藤:

今回は、アウェーからドルフィンズアリーナに応援に来られる対戦チームのファンの皆様に、駅を起点とした地域の様々な情報を提供することで、公共交通機関を使って名古屋に応援に来る楽しみを増やしたいと考えました。今回のキャンペーンは「ドルファミがアウェーブースターにおすすめする名古屋!キャンペーン」と名付け、ドルフィンズのファンたちが、対戦相手チームのファンをホームゲームにお迎えする際に、ぜひ味わって欲しいグルメ、訪れて欲しい場所などの情報を提供していただくかたちにしました。

ドルファミがアウェーブースターにおすすめする名古屋キャンペーンの画像
キャンペーンの仕組み
島村:

ekinoteの投稿は、投稿者を特定できない仕組みになっているので、投稿と同時に画面のスクショを撮っていただき、投稿者が特定できる別のSNS(X、旧Twitter)にハッシュタグをつけて投稿することで、キャンペーンに応募したこととしました。キャンペーン終了後にドルフィンズの選手たちが投稿を見て、気に入った写真付き記事を選出し、ドルフィンズ大賞や選手賞、公式マスコットのディーディー賞を決定し、後日賞品を差し上げました。

島村さんの画像
加藤:

少し複雑なキャンペーンの仕組みになってしまいましたが、思ったよりも多くの投稿をいただけたと思います。反省点としては、アウェーブースターへの告知まで手が回らなかった部分があったことです。もっと早い段階で対戦チームとも話し合って告知ができていればよかったと思っています。現在、愛知県には4つのB.LEAGUEのチームがあります。県内の試合は車で行く方が楽だという人もいらっしゃいますが、他県の試合を観戦に行く場合は鉄道などの公共交通機関を使う場合が多いと思います。その場合、鉄道や駅に着目したekinoteアプリは、観戦ツアーをより楽しいものにするツールとして役立つと思います。

駅と街とバスケットボールの魅力をつなぐekinote

ーー今後、ekinoteをどのように活用していきたいと思いますか?何か具体的なアイデアをお持ちですか?

島村:

2024年の1月1日から“ドルフィンズファミリーショップ&カンパニー”という企画をスタートしました。これはドルフィンズを応援してくださるお店や企業に有料会員になっていただき、ドルフィンズフラッグを提供し、ファンクラブメンバー向けにプライスOFF特典を付けるなど、ドルフィンズを販促に活用していただけるというものです。この企画とekinoteをうまく連動できないか検討中です。

ドルフィンズファミリーショップ&カンパニーの画像ドルフィンズファミリーショップ&カンパニー
加藤:

B.LEAGUEにとって地域との関係はとても重要だと思っています。我々にはスポーツチームならではの発信力があるので、試合はもちろんですが、こうしたアプリを活用して情報発信をしていくことは大切です。B.LEAGUEの各チームも同じように考えていると思うので、今後は様々なチームとekinoteを活用したキャンペーンができればいいなと思っています。

島村:

B.LEAGUEは2026年にリーグ改革を行い、新たなトップカテゴリーが「B.LEAGUE PREMIER」となり、その下に「B.LEAGUE ONE」、「B.LEAGUE NEXT」の3部制になります。「B.LEAGUE PREMIER」に入るには成績ではなく、一定基準のホームアリーナの確保や入場者数、売上高の基準をクリアする必要があります。その中で集客数は1試合の平均入場者数が4,000名以上という条件があります。そこに向けて各チームは、様々なアプローチをしています。たくさんのホームのファンに来場していただくのはもちろんですが、少しでも多くのアウェーのファンの皆さんに来場していただくことが重要です。

加藤:

ekinoteで情報発信することで、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合はもちろんエキサイティングで楽しいけど、駅を降りてからドルフィンズアリーナに行く途中、観戦を終えてドルフィンズアリーナから駅へ戻る途中に、おいしいお店、楽しいお店、素敵な場所があるから、またドルフィンズの試合を観にいこう!という気持ちになってくれたらいいなと思います。ekinoteが、駅を起点に鉄道とバスケットとファンをつなぐガイドアプリとなれば最高ですね。ドルフィンズとドルファミのみんなでホームタウンの名古屋をもっと盛り上げていきたいです。

加藤さんと島村さんの画像

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